センター長あいさつ
子どもの居場所学生ボランティアセンターは、一般社団法人大学コンソーシアム沖縄によって2016年4月に設立されました。当センターの具体的な役割は、沖縄県内の子どもたちと年齢の近い学生との関わりを築くため、子どもの居場所と学生とのマッチングを行い、交流の質を高めるための支援を行うことです。このような活動により、子どもたちは成長する機会を得るとともに、直面しているまたは将来直面するであろう課題に対する、対処力を高めることにつながると期待しています。一方、学生たちはボランティア活動を通じて、さまざまな課題に直面している子どもたちを支え、彼らの心情を理解し、自分ができることを考える機会を得ることで、問題意識を高めることにつながることが期待されます。また、当センターでは、ボランティア学生に過度な負担をかけないように、学生への謝金の支払いと、学生の居住地の近くの居場所への配置を原則としています。
ところで、この活動をより安定的に推進するためには、県内の高等教育機関との連携だけでなく、沖縄県内の産学官金労言ネットワークとの有機的な連携が重要な役割を果たします。その他、子どもたちの将来に何らかの形で寄与することに潜在的に関心を持つ多くの方々との連携も重要と考えています。そういった方々からの助言や支援(特に経済支援)を得ることができれば、望外の喜びです。この機会に、当センターへのご助力をいただけるようお願い申し上げます。
このような多くの方々の思いを実現するために、今後もいろいろと創意工夫していきたいと思っています。関係各位の当センターに対するご理解とご支援を、どうぞよろしくお願いいたします。
2024年8月
子どもの居場所学生ボランティアセンター
センター長 田中寛二