お知らせ
日本トランスオーシャン航空株式会社様より航空券のご寄附をいただきました
2024.07.22
日本トランスオーシャン航空株式会社(以下JTAと表記)様から、一般社団法人大学コンソーシアム沖縄が運営する子どもの居場所学生ボランティアセンターの離島派遣事業へ、令和6年度事業への航空券のご寄附があり、令和6年7月16日に、価値創造推進部部門長の波照間弘光様を始め関係者の皆様と、過去に離島に派遣された学生2名が出席して、寄附贈呈式を執り行いました。
波照間部門長は、離島の方々にとっての安定的な移動手段を目的にJTAが57年前に運航を開始した点について触れ、「離島の子ども達が本島の子ども達と同じように沢山のチャンスをつかみ取れるようJTAも様々な取り組みをしてきましたが、単独でできることには限りがあります。学生ボランティアの皆さまが実際に離島を訪れ子ども達と触れ合う事は、大学のない離島の子どもたちとって素晴らしい経験になると思います。今後ともぜひ連携して離島の子ども達のやる気を促すような機会を沢山作っていけたらと思います」との言葉を述べられました。
琉球大学教育学部4年次の山田祐輔さんは「離島は15の春問題がありますが、離島派遣時には、子ども達の進学に対する強い思いに触れ、また早めの人生設計をしている印象を持ちました。僕たち学生が彼らのキャリアに少しでも手助けになれることが離島派遣の醍醐味と感じ、自分自身の成功や失敗体験を子ども達に伝えていけたらと思っています。いただいたご支援で私たちの活動が成り立っています。今後、同じような気持ちで学生たちが活動すると思いますが、よろしくお願いいたします」と、感謝の言葉が伝えられました。
離島派遣にこれまで4回の参加経験がある、琉球大学人文社会学部4年次の小渡寛子さんは「離島の子ども達はとても元気で私が来るといつも喜んでくれて、毎回‶来て良かった″と思います。それぞれの居場所の雰囲気は違いますが、離島では子ども達とのスタッフさんの密な関係性があることを感じます。私自身が毎回、とても良い経験をさせてもらっています」と、実感が伝えられました。
子どもの居場所学生ボランティアセンター 本村真センター長から波照間部門長へ感謝状が贈られ「JTA様とともにこの離島派遣事業を継続してきました」と感謝の言葉が伝えられました。
私ども学生ボランティアセンターが実施するこの事業は、子どもだけでなく、子どもに寄り添う学生ボランティア自身にとっても自己肯定感を持てる非常に有意義な活動です。
今回、ご寄附をいただいたJTA様を始め、これまで私どもの活動にご賛同いただいた皆様のご厚意に報いるためにも、子どもの居場所における子どもたちの健全な育成につなげることを目指して活動を益々充実させ、地域課題の解決に資する活動となるべく今後も取り組んでまいります。
(左から)
照喜名つかさ 日本トランスオーシャン航空株式会社 価値創造推進部 企業価値推進グループ(兼)CS推進委員会事務局 チーフマネージャー、宮城俊貴 日本トランスオーシャン航空株式会社 価値創造推進部 企業価値推進グループ、波照間弘光 日本トランスオーシャン航空株式会社 価値創造推進部部門長、琉球大学人文社会学部4年次 小渡寛子、琉球大学教育学部4年次 山田祐輔、本村真 子どもの居場所学生ボランティアセンターセンター長、田中寛二 子どもの居場所学生ボランティアセンター副センター長、知花久美子 日本トランスオーシャン航空株式会社 価値創造推進部 企業価値推進グループ