お知らせ
沖縄こども未来プロジェクト様よりご寄附をいただきました
2024.10.03
この度、沖縄こども未来プロジェクト(沖縄タイムス社主催)様から、一般社団法人大学コンソーシアム沖縄 子どもの居場所学生ボランティアセンターの離島派遣事業へ新規ご寄附があり、令和6年9月19日、沖縄タイムス社において、プロジェクト代表の武富和彦様、西田睦代表理事、学生3名及び関係者の下で、寄附贈呈式が開催されました。

参加者へ事業概要説明を行う田中寛二
子どもの居場所学生ボランティアセンターセンター長

武富和彦沖縄こども未来プロジェクト代表のご挨拶
式典では、はじめに武富代表より「沖縄の子どもの貧困問題が非常にクローズアップされて、沖縄タイムス社としても多くの報道をして参りましたが、報道するだけで良いのかと社員からの声があがり、2016年にプロジェクトを立ち上げました」。と、プロジェクトの成り立ちについて説明がありました。その後、本プロジェクトの外部有識者で構成される運営委員会において、直接支援の必要性について意見があり、2017年に入学応援給付金の取り組みを開始、現在では年間800件以上の個人・団体からご寄附をいただき、子どもたちへの給付金は年間5,000万円以上の額となっているそうです。武富代表から「このプロジェクトを通して、どこかで誰かが応援してくれていると、子ども達が実感してくれていることを感じます。今回は離島を中心とした支援として、沖縄の子ども達の夢を後押しするために寄附をさせていただきました」との言葉を述べられました。
西田代表理事から武富代表へ感謝状が贈られ、「皆様の高い志を当センター事業への支援につなげていただいたことに、深くお礼を申し上げます」と、感謝の言葉が伝えられました。

(右から)
武富和彦 沖縄こども未来プロジェクト代表
西田睦 大学コンソーシアム沖縄代表理事
名桜大学国際学部2年次の野中遥菜さんは「離島の子は人懐こい子が多くて、離島派遣の最終日は寂しかったです。沖縄本島に帰ってきてすぐまたその子たちに会いたいと思いました。これからも積極的に参加をしていこうと思っています」と今後の意気込みを話しました。
琉球大学教育学部2年次の登川一花さんは「遊んでほしい、また来てほしいという子ども達のキラキラした気持ちが伝わってきました。短い期間に多くの学びがあり、私は教員を目指しているのでぜひこの経験を活かしたいと思います。」と、実感が伝えられました。
琉球大学人文社会学部1年次の清水菜々子さんは「自分の生まれた環境を振り返る機会になりました。また、大学生と過ごすことで子ども達の可能性を広げる、この事業の大切さを実感しました。とても良い機会をありがとうございました。」と、感謝の言葉が伝えられました。
子どもの居場所学生ボランティアセンター事務局として、この度の沖縄こども未来プロジェクト様からのご寄附に対し、改めて心からの感謝を申し上げます。私どもが実施するこの事業は、子どもだけでなく、子どもに寄り添う学生ボランティア自身にとっても自己肯定感を持てる非常に有意義な活動です。
今回、ご寄附をいただいた沖縄こども未来プロジェクト様を始め、これまで私どもの活動にご賛同いただいた皆様のご厚意に報いるためにも、子どもたちの健全な育成につなげることを目指して活動を益々充実させ、地域課題の解決に資する活動となるべく今後も取り組んでまいります。

(左から)
上高民子 子どもの居場所学生ボランティアセンターコーディネーター、清水菜々子 琉球大学1年次学生、松村葉子 コーディネーター、登川一花 琉球大学2年次学生、福治友英 琉球大学理事・副学長、西田睦 大学コンソーシアム沖縄代表理事、田中寛二 子どもの居場所学生ボランティアセンターセンター長、武富和彦 株式会社沖縄タイムス社社長・沖縄こども未来プロジェクト代表、金城いさみ コーディネーター、野中遥菜 名桜大学2年次学生