お知らせ
オリオンビール奨学財団より大学コンソーシアム沖縄への寄附金贈呈式が開催されました
2016.11.25
オリオンビール奨学財団より大学コンソーシアム沖縄への寄附金贈呈式が開催されました。
左から)亀田オリオンビール奨学財団理事、沖縄国際大学2年 上原さん、琉球大2年 喜久永さん、嘉手苅オリオンビール奨学財団理事長、外間琉球大学理事、同大2年 又吉さん、同大3年 城間さん、屋良コーディネーター
嘉手苅理事長より外間理事へ目録が手渡されました
子ども達への思いを述べる嘉手苅理事長
嘉手苅理事へ自身の活動を報告する喜久永さん
平成28年11月25日(金)、琉球大学本部管理棟第二会議室において、オリオンビール奨学財団より大学コンソーアム沖縄へ寄附金が贈呈されました。
贈呈式には一般財団法人オリオンビール奨学財団より嘉手苅義男理事長、亀田浩理事、一般社団法人大学コンソーシアム沖縄より外間登美子琉球大学地域国際連携担当理事(大学コンソーシアム沖縄副代表理事・琉球大学長:大城肇の代理出席)、屋良ふきこ子どもの居場所学生ボランティアセンターコーディネーター、実際に各子どもの居場所へ派遣されている学生ら4名が参加しました。
まず始めに子どもの居場所学生ボランティアセンターの屋良コーディネーターより、子どもの居場所学生ボランティアセンターの概要や活動について、説明がありました。
続いてオリオンビール奨学財団 嘉手苅理事長より「来年の創立60周年を記念した事業の一環で、地域社会に貢献しようと思い、この度の寄附に至りました。学生や子ども達の一助になるよう、今後も継続的に寄附を通じて支援していく所存です」と寄附に至った思いが述べられました。
続いて外間琉球大学理事から大学コンソーシアム沖縄代表理事の瀬名波榮喜の代読が読み上げられ「学生派遣は、子ども達の自己肯定感を育み、健やかな成長の一助となっておりますが、一方で派遣学生自身も、生活のためアルバイトを余儀なくされている状況です。少しでも多くの子ども達を救えるよう、大事に活用させて頂きます」と謝辞が述べられました。
続いて派遣学生4人から、寄附金に対する謝辞及び子どもの居場所での現在のボランティア活動や、活動を通して得られた経験などについて報告がありました。
学生サポートボランティアの城間涼香さん(琉球大学3年)は「私は週に1回の派遣ですが、子どもたちは気持ちに波もあり、関係作りに苦労した。しかし子ども達の方から『一緒に遊ぼう!』と言ってくれるようになり、とても嬉しかった」と述べ、同じく学生サポートボランティアの又吉茉凜さん(琉球大学2年)は「机の上では分からないことを、子どもとの関わりを通して学ぶことができたと思う。その子の立場で考えるのはとても難しいということを身をもって感じ、子どもが先週出来なかったことが今週できるようになるなど、ちょっとずつ出来ることが増えてくると、とてもやりがいを感じていることが分かった」と述べています。
一般財団法人オリオンビール奨学財団のご厚志による寄附により、今後、子どもの居場所学生ボランティアセンターの活動が益々充実発展していくこととなります。