お知らせ
沖縄県酒造組合より大学コンソーシアム沖縄への寄附贈呈式が開催されました
2017.01.27
沖縄県酒造組合より大学コンソーシアム沖縄への寄附贈呈式が開催されました
左から)玉城福子子どもの居場所学生ボランティアコーディネーター、土屋信賢沖縄県酒造組合専務理事、狩俣紫里さん、玉那覇美佐子沖縄県酒造組合会長、瀬名波榮喜大学コンソーシアム沖縄代表理事、屋良ふきこ子どもの居場所学生ボランティアセンターコーディネーター、大城肇大学コンソーシアム沖縄副代表理事、外間登美子琉球大学理事・副学長
子どもの居場所での活動を報告する狩俣さん
玉那覇美佐子会長より瀬名波榮喜大学コンソーシアム沖縄代表理事へ目録が手渡されました。
平成28年12月22日(木)、琉球大学大学本部棟第一会議室において、沖縄県酒造組合より大学コンソーシアム沖縄への寄附贈呈式が執り行われました。
大学コンソーシアム沖縄では、貧困に苦しむ沖縄の子どもたちのために、県内11の大学・短期大学・高等専門学校に所属する学生を子どもの居場所(地域の塾や児童センターなど)へ派遣しています。その一方、学生自身も学業の傍らで生活が困難でアルバイト等との両立に悩む学生も少なくなく、そのような学生への謝礼を通して子どもたちへの支援が出来ればと今回沖縄県酒造組合より寄附の申し出がありました。
贈呈式では、沖縄県酒造組合の玉那覇美佐子会長が「沖縄県の未来を担う子供たちが、このような困難な状況に置かれていることに責任を感じており、組合の総意で寄附に至りました。学生ボランティアの支援を通して未来の人材の育成に貢献できれば」と挨拶を述べました。
また、学生サポートボランティアとして活躍している琉球大学法文学部2年生の狩俣紫里さんは「私は一人っ子なので、子どもとの接し方など学ぶことがたくさんありました。今後、学生の派遣が離島でも行われるかもしれないと聞き、故郷の石垣島に帰省するタイミングが合えば、石垣島でも頑張りたいです」とボランティア活動の状況を述べました。
大学コンソーシアム沖縄瀬名波榮喜代表理事は「次の世代を背負って立つ子ども達が健やかに成長し、他の子ども達と同じように肩を並べて生活できるようになればと私達は願っております。大学コンソーシアム沖縄の活動を通して、沖縄が直面している貧困問題に抜本から取り組んでいきたいと考えておりますので、今後も引き続きご支援していただきますよう宜しくお願い致します。」と述べていました。
沖縄県酒造組合のご厚志による寄附により、今後、子どもの居場所学生ボランティアセンターの活動が益々充実発展していくこととなります。